桐朋中学校・桐朋高校の受験情報

 武蔵野の自然が残る小・中・高一貫教育校

 

 

◆基礎データ

 ○住所 東京都国立市中3-1-10  

 ○最寄駅 国立駅

◆学校情報

小学校、中学校、高校を有する一貫教育校です。武蔵野の自然が今なお校内に「みや林」として残っています。校名は東京教育大学(現在の筑波大学)の校章に由来します。日本国憲法と旧教育基本法にのっとった教育を方針とし、旧教育基本法の「自主的態度を養う」「他人を敬愛する」「勤労を愛好する」が教育目標です。学校教員が「日本国憲法改正反対」「教育基本法改正反対」を前面に掲げており、やや左翼色の強い学校といえます。体育はなわとび指導が伝統です。

◆偏差値

中学受験 57(四谷大塚)          58(日能研)

高校受験    59(駿台模試)

◆学習指導                                  

原則として先取り学習はおこなわずに、基礎力を重視したカリキュラムになっています。中学時は基礎学力を偏りなくつけることが大切と考え、選択科目を置かずに全員が同じ教科を履修します。高校も文系・理系のクラス分けはおこなわずに、極力全員が幅広い教科を学び、教養をつけることを目指しています。また、中学3年間は夏休みの自由研究の課題があります。

 

◆学校のポイント                                

国立市の政治的風潮や環境を象徴するといえる男子校です。自由な校風で、多くの生徒は放課後に部活動に励んでいます。中学は制服着用義務がありますが、高校は私服通学が可能です。

「自由放任」と呼ばれるように、大学進学に力を入れている学校ではないため、卒業後の浪人率は極めて高く、6〜7割が浪人します。東京大、一橋大、早慶大の合格者数は半数以上が浪人組です。それでも保護者は「桐朋は7年教育」と言う人も多くて、浪人には寛容なようです。

 

◆将来の展望                                  

ここ数年の不人気さは際立っていて、偏差値は暴落と言ってもいいほど下がっています。2010年の東大合格者は20名、京大合格者は1名で、全盛期の3分の1以下にまで下がり、過去最低の合格実績となりました。ただ、桐朋保護者はもともと大学合格実績にこだわらないため、あまり問題意識はないようです。

2010年の中学受験の結果偏差値は、日能研と四谷大塚の両方で60を大きく割り、過去最低値にまで下がっています。倍率も2倍を割る勢いです。高校受験はさらに深刻で、倍率が全入に近い状況が続いています。桐朋中に強いある大手塾では、偏差値54以上の生徒は全員が合格したようです。高校受験では、都立トップ校(特にお隣の国立高校)の滑り止め校としての位置づけが強いため、合格者の足止まり率が悪いようです。

偏差値の推移から予想すると、5〜6年後は、東大合格者は10人を下回る可能性が高いでしょう。将来的に難関大への現役合格を視野に入れる場合、桐朋は勧めません。大学合格率を超える価値があると思っている家庭の受験が中心のようで、その点では桐朋ブランドはまだ保たれてるともいえます。

  

◆受験校決め                             

○中学受験 

主な併願校としては、頴明館、城北、芝、都立武蔵が多くなります。

○高校受験

桐朋高校を押さえ校として、第一志望を都立西高校、都立国立高校に設定するパターンが多くなります。

 

inserted by FC2 system