東京都立西高校の受験情報

 文武二道と教養教育で有名な一流進学校

 西高校の過去問はすぐに売り切れてしまうので、早めの購入を!

 

全国入試問題過去問

 

難関校対策問題集

★西高用語

「浪漫倶楽部」「授業で勝負」「文武二道」「土曜特別講座」「クラスマッチ」「記念祭」「西高会館」「学友歌」 

 

◆基礎データ

 ○住所 東京都杉並区宮前4-21-32  

 ○最寄駅 久我山駅

◆高校情報

東京の共学最難関高校。「文武二道」「自主自律」がモットーです。私服校で非常に自由な校風。校則はありません。校内には西高会館と呼ばれる同窓会施設があって、都立高校には珍しい食堂もあります(天玉丼が名物)。行事や部活動はすべてが生徒によって運営・管理されていて、自主的にさまざまな活動をする伝統があり、西高名物の「浪漫倶楽部」はその典型です。昨年は西高有志によって「スイーツ甲子園」に出場もしました。部活動が非常に活発で、進学校とは思えない強さといわれるほど強豪が多いのが特徴です。土曜特別講座は西高教育最大の特徴で、大学受験対策用の講座以外にも、「裁判傍聴」「数学史」「映画で見る世界史」などの教養講座がたくさん開講されています。医学部進学に強いことで知られています。 

◆偏差値

男子 80% 65       女子  80% 65     駿台模試の2011年度予想偏差値 

関連ページ 東京都内の難関高校予想偏差値

◆学習指導                                  

学校独自の教員公募制システムによって、トップクラスの指導力を持つ教員が選抜されています。カリキュラムは難関国公立大学進学を視野にいれたもので、高校2年生までにほぼ全範囲を終えて、残る1年間は大学受験演習に費やされます。医学部希望者が多いため、医学部進学にも完全に対応した教育課程です。夏期講習や冬期講習、土曜特別講座など、通常授業以外での講習が多数用意され、センター試験対策から国立大2次論述対策までを学校で済ますことができます。教養教育も盛んで、大学受験対策一辺倒ではないアカデミックな講座が多数開かれます。

 

◆高校のポイント                                

知的好奇心が旺盛で、勉強以外にも何か特技を持っているという生徒が多いようです。西高生の部活動や学術関連の大会等での活躍は非常に目立ちます。個々を尊重する校風が受け継がれているようです。

都立西高校は、開成高校、筑波大学附属駒場高校、東京学芸大学附属高校などと異なって、中高一貫校ではありませんから、内進生が存在しません。高校受験生が最も魅力に感じるという、全員一斉の高校生活スタートを実現する数少ない進学校です。入学から部活動への加入、行事への参加などは学年全員が一緒にはじめます。大学進学実績でも大きく伸びていますが、中高一貫校ではない、高校入学者のためのカリキュラムが組まれていることが、伸びている要因のようです。

 

◆将来の展望                                  

ここ2年の国公立医学部医学科合格率では、男子校の開成高校を上回っています。既に高校受験を経た国公立医学部合格者数は都内でトップになっていて、「高校受験から医学部を目指すなら西高」が定着してきています。2〜3年後には国公立医学部医学科合格者数はさらに伸びると予想されます。

難関大学合格者数は、近年最高値を記録していて、大きく伸びています。日比谷高校が東大・京大現役合格率で東京学芸大学附属高校を上回りましたが、西高校も最難関大現役合格率では同率に並んでいて、数年後には完全に逆転すると思われます。競合する開成高校などと比較しても、西高のほうが魅力だと考える受験生はここ数年で非常に増えており、大学進学実績は2〜3年後に急上昇するでしょう。

 

◆併願高校対策                                       

都立トップ校の西高校は、合格安全圏はないといっても大げさではなく、特に2010年度入試はかなり難化して、駿台模試偏差値60後半はほしいところでした。したがって、第二志望校にどの高校を受けるかが大切です。西高校が第一志望の受験生におすすめの受験校を紹介します。

なお近年、一部の私塾が合格実績を稼ぐために、西高志望者に早慶附属を大量に受けさせるといったひどい進路指導をする例がみられます。特に大手塾は塾の合格実績を上げたいために、たくさん受けさせようとする傾向にありますから、注意してください。

 

○慶應義塾志木高校 (男子校)  1次試験 2/7     2次試験 2/11

埼玉県にある慶應義塾大学の附属高校です。都内解禁日である2/10前に試験日が設定してあるため、最難関高校志望者の前哨戦としての位置づけが強くなります。早慶附属志望者のみならず、開成、西などの進学校系の最難関高校志望者も大勢受験します。そのため、入試難易度は極めて高く、正規合格をするのは早慶附属校の中で最も難しいと言っていいでしょう。ただし、慶應志木に合格しても、別の早慶附属校や西などに合格すると辞退する受験生が大半のため、補欠合格者の繰り上げは非常に多く出ます。正規合格できれば、3教科の学力は十分とみて良いでしょう。

○早稲田本庄高校 (共学校) 1次試験2/9    2次試験 男子2/14   女子2/15

埼玉県にある早稲田大学の附属高校です。都内解禁日より前に試験日が設定されているため、慶應志木と同様に、最難関高校志望者の前哨戦として位置づけられます。慶應志木が男子校であるのに対して、早稲田本庄は共学校化したために女子も多数受験します。したがって、女子の最難関高校志望者にとっては最初の戦いとなります。女子の早慶附属志望者だけでなく、西など進学校系の最難関高校志望者も大勢受験します。

○慶應義塾高校 (男子校) 1次試験2/13    2次試験2/16

神奈川県にある慶應義塾大学の附属高校です。西高校志望者の中では、第二志望校として受ける人も比較的多いようです。他校との併願者が多いため、補欠合格者を相当数出します。

○早稲田大学高等学院 (男子校) 2/11

東京都練馬区にある早稲田大学の附属高校です。立地的に西高校と近いこともあって、西高志望者の第二志望校として最もポピュラーな学校の一つです。2010年度より附属中学 を設置したため、高校募集が狭まり若干難易度が上がっています。他校との併願者が多いため、大量に合格者を出します。

○慶應義塾女子高校 (女子校) 2/10

東京都港区にある慶應義塾大学の附属高校です。西高校が第一志望の女子トップ層も、第二志望校として多く受験する附属系の最難関高校です。女子は男子と比較して受験できる早慶附属校が少ないため、偏差値が非常に高くなってしまいます。慶應女子高校に正規合格する学力があれば、西高校進学後に東大や京大、医学部合格も十分見えてくるでしょう。

○早稲田実業学校 (共学校) 2/10

東京都国分寺市にある早稲田大学の附属高校です。立地的に、多摩地区在住の西高志望者に併願校として人気があります。慶應女子と同じく、女子は早慶附属校が少ないために、偏差値が非常に高くなってしまいますから、早稲田実業に合格する学力があれば、進学校へ進んで大学受験した方が得でしょう。

○開成高校 (男子校)  2/10

東京都荒川区にある進学校です。入試難易度は西高校より高いですが、近年は開成高校に合格しても西高校を選ぶ受験生が非常に増えています。2010年度高校入試は、近年で最も多くの合格者を出したことから、辞退者が増加していることが分かります。

○豊島岡女子学園高校 (女子校) 2/10

東京都豊島区にある進学校です。私立高校の進学校系の女子校では最も偏差値が高く、日比谷高校や西高校といった都立トップ校の併願校として非常に人気があります。第一志望の受験者は少なく、大部分が第二志望校以下での受験生なため、募集人数と比べかなり多くの合格者を出します。女子で進学校を希望の受験生であれば、第二志望校として検討するといいでしょう。

○城北高校 (男子校) 2/11

 東京都板橋区にある進学校です。西高校志望者にとっては滑り止め校としての位置づけになります。近年は中高一貫校の高校入学を敬遠する風潮が強まり、倍率は大きく下がり1倍台前半が続いています。

○国学院久我山高校 (別学校) 2/12

 東京都杉並区にある進学校です。西高校の近くにあり、西高志望者にとっては滑り止めの位置づけとなります。

○ 東京学芸大学附属高校 (共学校) 2/13

東京都世田谷区にある進学校です。かつては共学トップ校でしたが、2010年に東大・京大現役進学率で日比谷に負けるなど進学実績の低下が深刻で、日比谷や西が第一志望、東京学芸大学附属高校は第二志望という受験生が多くを占めるようになってきました。

 

 ◆受験勉強のやり方                                    

西高校の一般入試は英数国の3教科で自校作成問題を課し、高い学力が要求されます。特に数学の難易度は東京でトップクラスといってもいいでしょう。早めに西高向けのカリキュラムの整った進学塾に通うことをおすすめします。

理科と社会は難問ではありませんが、「10月から勉強」では西高レベルにまで得点を上げるのは無理でしょう。国数英の3教科ばかりに気を取られて、理社の勉強がおろそかになり、本番に間に合わず、理社のせいで不合格という受験生が多い実態があります。早期から理社の受験勉強をしておきましょう。

西高校に合格したら勉強は終わりではありません。高校入試突破だけを目的とするならば、必要最小限の範囲だけを勉強すればいいでしょう。しかし、西高校志望者は誰もが、大学入試で東京大、京都大、一橋大、東京工業大、国公立医学部などの最難関国立大学を目指しています。中学生の段階から、将来の最難関大学受験を意識した勉強をするべきです。国数英は最低で早慶附属レベル、理社は国立大附属や開成レベルまでの知識をつけておくことが望ましいでしょう。 

関連ページ 進学指導重点校を徹底攻略

 

  ◆西高校合格のための塾の選び方                          

西高校のような最難関高校志望者は、塾選びが非常に重要です。高度な入試問題を出題するので、しっかりとした受験対策カリキュラムのある塾でなければ指導できません。西高校合格に実績のある塾を選ぶといいでしょう。

西高校合格におすすめの大手塾は、Z会進学教室、市進学院、学習塾ena、早稲田アカデミー、サピックス中学部、河合塾Wingsです。これらの大手塾は規模の大小に差がありますが、西高校に一定の合格実績を残しています。

Z会進学教室は西や日比谷に最も力を入れている塾です。教室数が少ないにもかかわらず多数の合格者を出しています。河合塾Wingsは、大手予備校の河合塾が運営する、都立難関校受験専門塾です。学習塾enaは、多摩地区で最も勢いのある塾で、都立トップ校に圧倒的な実績を誇ります。

個別指導塾は、特別な理由がない避けましょう。先生のほとんどが大学生であるため、西高のような最難関高校志望者を指導しきれませんし、高校受験の素人が起業したフランチャイズの個別指導塾が乱立している状態です。

関連ページ 都内の大手進学塾を徹底比較〈早稲アカ、市進、ena、SAPIX、栄光、Z会、河合塾Wings〉

 

  ◆都立西高校のQ&A                                 

Q.都立西高校志望者は、どの模擬試験を受けるべきですか?

 A.西高校志望者は駿台模試(駿台公開テスト)を受けなければなりません。駿台模試とは、日比谷や西、開成、早慶附属などの最難関高校を目指す受験生が受ける難関校志望者専用の模試です。一般の都立高校志望者が受けるVもぎやWもぎというのは、問題が簡単すぎることや、受検者層の学力が高くないために、参考になりません。駿台模試を受けることは、高校受験の合否判定だけでなく、大学受験を見据えるうえでも、トップレベルを知るということで大変意義があります。  

関連ページ 駿台模試の攻略法

Q.早慶附属と西高のどちらを第一志望にするべきか迷っています。

A.将来の希望進路、経済状況等を総合的に踏まえて決めましょう。あなたは将来何になりたいでしょうか。具体的に決まっていないのなら、大学附属校は選ぶべきではありません。たとえば、あなたが早稲田高等学院に進学したあとで、農業や漁業といった農学に興味を持ったとしましょう。しかし早稲田大学には、農学部は存在しませんから、農学を専門として学ぶことはできません。農業を専門に勉強したいなら国立の東京農工大学や、東京大学農学部を目指すべきですし、海洋に興味があるなら国立の東京海洋大学が最適です。早稲田大学や慶應義塾大学は規模が大きい大学ですが、存在しない学部や学科がたくさんあります。将来の展望がないのであれば、大学受験という選択をしたほうが視野が広がります。

医者になりたいのであれば、早慶附属を選ぶべきではありません。早稲田大学には医学部がありません。慶應義塾大学の医学部は成績トップにならなければ内部進学できませんし、学費が極めて高く、普通のサラリーマン家庭ではとても払えません。医者志望の場合は、大学受験で学費の安い国公立大学の医学部医学科を受験するのが良いでしょう。

文系ではなくて理系に進みたいという人は、早慶附属よりも西高から大学受験への道を勧めます。早稲田大学や慶應義塾大学といった私立大学は、理数系では国公立大学にまったく及ばないのが現状です。なによりも私立大学の理系は、学費が非常に高くて負担ですし、研究環境も国公立大学に敵いません。昨今の理系は大学院進学が常識化していますから、大学院進学も考えると、国公立大学への進学はなおさら重要です。東京には、東京工業大学という国立の理系名門大学がありますから、東大だけでなく、選択肢が豊富にあります。

学費の負担をかけたくないという人は、早慶附属よりも西高が良いでしょう。4年間を私立大学に通うか、国公立大学に通うかでは、学費負担に雲泥の差が出ます。経済的に裕福ではない場合は、国公立大学を大学受験でねらうべきです。西高校は授業のレベルが東大や医学部に対応しているだけでなく、大学受験対策の講習や補習も充実していますから、大学受験で予備校に通う必要はありません。学費も無償化されましたから、経済的なメリットは抜群です。

Q.将来は国公立大学の医学部に入って医者になりたいです。西高校と開成高校ではとちらが良いですか。

A.国公立医学部医学科合格者数は、西高校と開成高校はほぼ互角です。開成高校の合格実績が中高一貫生中心であることを踏まえると、高校受験を経た国公立大学医学部合格者数は、都内では西高校がトップです。私立大学医学部にも大量の合格者を出しています。西高校は医学部を目指している生徒が多く、学校側も医学部にも対応したカリキュラムをつくっています。高校受験から3年間で合格するノウハウを、開成高校などの中高一貫校は持っていません。高校受験からであれば、西高校ほど魅力ある環境はありません。

 ◆都立西高校対策問題                               

西高校志望者のためのおすすめ問題集です。

 

 

■学校
都立日比谷高校   都立西高校 都立国立高校  開成高校  東京学芸大附属高校 
筑波大附属駒場高校   早稲田高等学院 慶應義塾高校  慶應義塾女子高校  早稲田実業学校 

■受験
駿台模試 進学指導重点校  大手塾比較  メニュー4 メニュー5

■受験
おすすめ電子辞書 おすすめ国語辞典  おすすめ英語辞典  国語問題集 メニュー5

 

 

inserted by FC2 system