日比谷高校の受験情報 

最難関高校に完全復活 日本を代表する一流名門高校

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日比谷高校復活の軌跡

 全国入試問題

★日比谷高校用語集

地下三部」…天文部、生物研究部、化学探究部の総称

リブラリア」…図書委員会発行の60年近い歴史のある雑誌

星陵」…日比谷高校の位置する永田町一帯の高台

難関校対策問題集

★日比谷高校出身中学

 1位…文京区立第六中学校、2位…世田谷区立深川中学校、江戸川区立西葛西中学校、墨田区立両国中学校

高校入試対策ゲーム

★まだいる日比谷出身有名人

山本コウタロー(歌手)、内田樹(思想家)、町村信孝(自民党)、庄司薫(小説家)、阿部信行(元首相)

 

★日比谷の名校長たち

川田正澂」(かわたまさずみ)…1909年就任。日比谷のリベラルな校風が花開く

菊池龍道」(きくちりゅうどう)…戦後、府立一中を「日比谷」と改名した日比谷の名付け親

★日比谷高校史用語

府立一中」…戦前の日比谷高校の名称。正式には東京府立第一中学校。「天下の一中」として全国に名を広めた

一中くずれ」…日比谷を出たあと、エリートコースに進まずに芸術や文学に傾倒していった人の総称。夏目漱石や谷崎潤一郎などが該当。

エリートコース」…番町小→麹町中→日比谷高→東大のラインのこと。1950年代から60年代までに盛んにメディアで使用された。

学校群制度」…1967年に実施された都立入試制度。2〜3校の群れをつくり、受験生は特定校でなく学校群を受験し、合格しても希望校に進めない。俗に「日比谷つぶし」と呼ばれ、私立中学受験ブームを引き起こした元凶。

 

 

 

 

◆基礎データ 

 ○住所 東京都千代田区永田町2-16-1  

 ○最寄駅 永田町駅、国会議事堂前駅、赤坂見附駅、溜池山王駅

◆高校情報

日本一の超名門校。東京の共学最難関高校。その歴史は130年以上遡り、出身者には夏目漱石、利根川進、小林秀雄、谷崎潤一郎、横山大観、尾崎紅葉、幸田露伴、阿部信行、村上陽一郎、丸山眞男ら日本の近現代を支えてきた超大物がズラリと並びます。大企業の社長、政治家、官僚、学者の輩出者数は日本一。すぐ近くには国会議事堂が所在し、校舎から臨むことができます。高校受験からだけの入学を集める東京唯一のエリート校です。

◆偏差値

男子 80% 67       女子  80% 66     駿台模試の2012年度予想偏差値 

◆学習指導                                              

全都から独自の公募制により教員を選抜し、合格した教員によって構成される日比谷の教師陣は東京で最高レベルとの評判。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、普通の高校では経験できないような大学理系レベルの高度な実験をおこないます。学校周辺には官庁や最高裁判所などの機関が集中しているという立地を活かして、授業の一環として裁判を傍聴するといった課外学習も盛んです。

 

 ◆高校のポイント                                               

日比谷高校が開成高校、筑波大学附属駒場高校、東京学芸大学附属高校、筑波大学附属高校と比較して最も魅力な点は、中高一貫体制でないために内進生がいなくて、全員一斉の高校生活であることです。高校生活は同じ条件ではじまるのが当たり前ですが、東京では中高一貫校が増えすぎて、全員一斉スタートの進学校はほとんどありません。日比谷高校は、トップ進学校の中では唯一の、高校生活一斉スタートを実現する高校です。

 

◆将来の展望                                                        

2010年の東京大学、京都大学合格ランキングにおいて現役合格率でライバル校の東京学芸大学附属高校を抜き、事実上の共学最難関高校になりました。2010年度入試では、開成高校、筑波大学附属駒場高校、東京学芸大学附属駒場高校から日比谷高校への流れが大きなものになりました。3〜4年先の将来は、浪人を含めても、東京学芸大学附属高校が東大40人、日比谷高校が東大60人程度になって、現役率だけでなく浪人を含めた数値でも日比谷が逆転しそうです。2011年度は東大現役合格者数が2010年を上回り最高となっています。

 

◆併願高校対策                                       

日比谷高校は最難関校ですから、駿台模試で60後半を取れているからといって安心できません。安全圏はないと言えます。したがって、第二志望校にどの高校を受けるかが大切です。日比谷高校が第一志望の受験生におすすめの受験校を紹介します。

なお近年、一部の私塾が合格実績を稼ぐために、日比谷志望者に早慶附属を大量に受けさせるといったひどい進路指導をする例がみられます。特に大手塾は塾の合格実績を上げたいために、たくさん受けさせようとする傾向にありますから、注意してください。

○渋谷教育学園幕張高校 (共学校)   前期1/18 後期1/29

数少ない共学の進学校です。千葉県にあるため、千葉の公立トップ校である県立千葉高校志望者の前哨戦としての受験が多いですが、通学可能圏内であれば、こちらを第二志望校として受験するのも検討して良いでしょう。渋谷教育学園幕張高校は中高一貫校として中学募集が主体で、高校募集は補完的な位置づけのため、募集人数は80名程度と少なく激戦です。ただし、県立千葉高校や日比谷高校、開成高校などに合格した受験生の辞退が多いため、合格者はかなり水増しします。

○慶應義塾志木高校 (男子校)  1次試験 2/7     2次試験 2/11

埼玉県にある慶應義塾大学の附属高校です。都内解禁日である2/10前に試験日が設定してあるため、最難関高校志望者の前哨戦としての位置づけが強くなります。早慶附属志望者のみならず、開成、日比谷などの進学校系の最難関高校志望者も大勢受験します。そのため、入試難易度は極めて高く、正規合格をするのは早慶附属校の中で最も難しいと言っていいでしょう。ただし、慶應志木に合格しても、別の早慶附属校や日比谷などに合格すると辞退する受験生が大半のため、補欠合格者の繰り上げは非常に多く出ます。正規合格できれば、3教科の学力は十分とみて良いでしょう。

○早稲田本庄高校 (共学校) 1次試験2/9    2次試験 男子2/14   女子2/15

埼玉県にある早稲田大学の附属高校です。都内解禁日より前に試験日が設定されているため、慶應志木と同様に、最難関高校志望者の前哨戦として位置づけられます。慶應志木が男子校であるのに対して、早稲田本庄は共学校化したために女子も多数受験します。したがって、女子の最難関高校志望者にとっては最初の戦いとなります。女子の早慶附属志望者だけでなく、日比谷など進学校系の最難関高校志望者も大勢受験します。

○慶應義塾高校 (男子校) 1次試験2/13    2次試験2/16

神奈川県にある慶應義塾大学の附属高校です。日比谷高校志望者の中では、第二志望校として比較的人気があります。他校との併願者が多いため、補欠合格者を相当数出します。

○早稲田大学高等学院 (男子校) 2/11

東京都練馬区にある早稲田大学の附属高校です。日比谷高校志望者の第二志望校として最もポピュラーな学校の一つです。2010年度より附属中学 を設置したため、高校募集が狭まり若干難易度が上がっています。他校との併願者が多いため、大量に合格者を出します。

○慶應義塾女子高校 (女子校) 2/10

東京都港区にある慶應義塾大学の附属高校です。日比谷高校が第一志望の女子トップ層も、第二志望校として多く受験する附属系の最難関高校です。女子は男子と比較して受験できる早慶附属校が少ないため、偏差値が非常に高くなってしまいます。慶應女子高校に正規合格する学力があれば、日比谷高校進学後に東大や京大、医学部合格も十分見えてくるでしょう。

○開成高校 (男子校)  2/10

東京都荒川区にある進学校です。入試難易度は日比谷高校より高いですが、近年は開成高校に合格しても日比谷高校を選ぶ受験生が非常に増えています。2010年度高校入試は、近年で最も多くの合格者を出したことから、辞退者が増加していることが分かります。

○豊島岡女子学園高校 (女子校) 2/10

東京都豊島区にある進学校です。私立高校の進学校系の女子校では最も偏差値が高く、日比谷高校や西高校といった都立トップ校の併願校として非常に人気があります。第一志望の受験者は少なく、大部分が第二志望校以下での受験生なため、募集人数と比べかなり多くの合格者を出します。女子で進学校を希望の受験生であれば、第二志望校として検討するといいでしょう。

○海城高校 (男子校) 2/10

東京都新宿区にある進学校です。日比谷高校志望の男子受験生に最も人気のある併願校と言ってもいいでしょう。海城高校の受験生の多くが、日比谷高校、西高校、都立国立高校、浦和高校といった首都圏の都立・公立トップ校第一志望者の併願受験です。海城高校に合格するぐらいの学力がなければ、最難関の日比谷高校合格は厳しいでしょう。海城高校は中高一貫教育を重視するために高校募集人数を削減しています。中高一貫校の高校入学を敬遠する風潮などもあって、入試偏差値は近年下がり続けていて、2010年は倍率1倍台にまで下がっています。

○城北高校 (男子高) 2/11

 東京都板橋区にある進学校です。日比谷高校志望者にとっては滑り止め校としての位置づけになります。近年は中高一貫校の高校入学を敬遠する風潮が強まり、倍率は大きく下がり1倍台前半が続いています。

○ 東京学芸大学附属高校 (共学校) 2/13

東京都世田谷区にある進学校です。かつては共学トップ校でしたが、2010年に東大・京大現役進学率で日比谷に負けるなど進学実績の低下が深刻で、日比谷高校が第一志望、東京学芸大学附属高校は第二志望という受験生が多くを占めるようになってきました。

 

 

 ◆受験勉強のやり方                                    

 日比谷高校の一般入試は自校作成問題で、英・数・国の3教科は高度な学力が要求されます。日比谷高校向けのカリキュラムの整った進学塾に、遅くとも中学3年生の春から通うのが一番いいでしょう。

理科と社会は難問ではありませんが、「10月から勉強」では日比谷レベルにまで得点を上げるのは無理でしょう。国数英の3教科ばかりに気を取られて、理社の勉強がおろそかになり、本番に間に合わず、理社のせいで不合格という受験生が多い実態があります。早期から理社の受験勉強をしておきましょう。

日比谷高校に合格したら勉強は終わりではありません。高校入試突破だけを目的とするならば、必要最小限の範囲だけを勉強すればいいでしょう。しかし、日比谷高校志望者は誰もが、大学入試で東京大、京都大、一橋大、東京工業大、国公立医学部などの最難関国立大学を目指しています。中学生の段階から、将来の最難関大学受験を意識した勉強をするべきです。国数英は最低で早慶附属レベル、理社は国立大附属や開成レベルまでの知識をつけておくことが望ましいでしょう。

関連ページ 進学指導重点校を徹底攻略

  ◆日比谷高校合格のための塾の選び方                       

日比谷高校のような最難関高校志望者は、どの塾を選ぶかがとても重要となってきます。高度な入試問題を課しますから、生半可な塾講師には指導ができません。日比谷高校合格に向けた指導体制がしっかりと整っていて、合格実績のある塾を選びましょう。

日比谷高校合格におすすめの大手塾は、Z会進学教室、市進学院、学習塾ena、早稲田アカデミー、サピックス中学部、河合塾Wingsです。これらの大手塾は規模の大小に差がありますが、日比谷高校に一定の合格実績を残しています。

最多合格者を出しているのは早稲田アカデミーですが、早稲田アカデミーを選ぶ場合は二点に注意しなければなりません。早稲アカは体育会系の塾といわれています。こういった雰囲気の塾に合う子もいれば、合わない子もいます。体験授業等で適性を必ず判断してください。次に早稲アカの進路指導についてです。早稲田アカデミーは、とにかく早慶附属の受験を勧めてくる傾向にあります。早慶附属が志望の受験生であれば構わないのですが、日比谷志望者にも熱烈に早慶附属を勧めてくる場合があります。生徒や保護者は注意しなければなりません。最近は都立人気の影響もあって、「開成必勝Vコース」や「慶女必勝Vコース」に在籍する開成や慶應女子合格者が、本当の第一志望であった日比谷高校を受験して合格入学という受験生も少なくないようです。早稲アカの場合、特定校への勧誘がすごいため、隠れて日比谷を志望する子もいるようです。

Z会進学教室は日比谷高校に最も力を入れている塾です。教室数が少ないにもかかわらず多数の合格者を出しています。河合塾Wingsは、大手予備校の河合塾が運営する、都立難関校受験専門塾です。学習塾enaは、多摩地区で最も勢いのある塾で、都立トップ校に圧倒的な実績を誇ります。

個別指導塾は、特別な理由がない限りはやめましょう。先生のほとんどが大学生であるため、日比谷のような最難関高校志望者を指導しきれませんし、高校受験の素人が起業したフランチャイズの個別指導塾が乱立している状態です。

関連ページ 都内の大手進学塾を徹底比較〈早稲アカ、市進、ena、SAPIX、栄光、Z会、河合塾Wings〉

 

  ◆日比谷高校のQ&A                                 

Q.日比谷高校志望者は、どの模擬試験を受けるべきですか?

 A.日比谷高校志望者は駿台模試(駿台テスト)を受けなければなりません。駿台模試とは、日比谷や開成、早慶附属などの最難関高校を目指す受験生が受ける難関校志望者専用の模試です。一般の都立高校志望者が受けるVもぎやWもぎというのは、問題が簡単すぎることや、受検者層の学力が高くないために、参考になりません。駿台模試を受けることは、高校受験の合否判定だけでなく、大学受験を見据えるうえでも、トップレベルを知るということで大変意義があります。  

関連ページ 高校受験用の駿台模試攻略法

Q.早慶附属と日比谷のどちらを第一志望にするべきか迷っています。

A.将来の希望進路、経済状況等を総合的に踏まえて決めましょう。あなたは将来何になりたいでしょうか。具体的に決まっていないのなら、大学附属校は選ぶべきではありません。たとえば、あなたが早稲田高等学院に進学したあとで、農業や漁業といった農学に興味を持ったとしましょう。しかし早稲田大学には、農学部は存在しませんから、農学を専門として学ぶことはできません。農業を専門に勉強したいなら国立の東京農工大学や、東京大学農学部を目指すべきですし、海洋に興味があるなら国立の東京海洋大学が最適です。早稲田大学や慶應義塾大学は規模が大きい大学ですが、存在しない学部や学科がたくさんあります。将来の展望がないのであれば、大学受験という選択をしたほうが視野が広がります。

医者になりたいのであれば、早慶附属を選ぶべきではありません。早稲田大学には医学部がありません。慶應義塾大学の医学部は成績トップにならなければ内部進学できませんし、学費が極めて高く、普通のサラリーマン家庭ではとても払えません。医者志望の場合は、大学受験で学費の安い国公立大学の医学部医学科を受験するのが良いでしょう。

文系ではなくて理系に進みたいという人は、早慶附属よりも日比谷から大学受験への道を勧めます。早稲田大学や慶應義塾大学といった私立大学は、理数系では国公立大学にまったく及ばないのが現状です。なによりも私立大学の理系は、学費が非常に高くて負担ですし、研究環境も国公立大学に敵いません。昨今の理系は大学院進学が常識化していますから、大学院進学も考えると、国公立大学への進学はなおさら重要です。東京には、東京工業大学という国立の理系名門大学がありますから、東大だけでなく、選択肢が豊富にあります。

学費の負担をかけたくないという人は、早慶附属よりも日比谷が良いでしょう。4年間を私立大学に通うか、国公立大学に通うかでは、学費負担に雲泥の差が出ます。経済的に裕福ではない場合は、国公立大学を大学受験でねらうべきです。日比谷高校は授業のレベルが東大や医学部に対応しているだけでなく、大学受験対策の講習や補習も充実していますから、大学受験で予備校に通う必要はありません。学費も無償化されましたから、経済的なメリットは抜群です。

 Q.早慶附属を辞退して日比谷高校にしますが、大学受験で早慶大に届くでしょうか?

A.日比谷高校は全国で一・二を争うほど早稲田大と慶應義塾大に大量合格者を出している学校です。日比谷高校の内部資料によると、日比谷高校の校内最下位層でも、早稲田大や慶應義塾大に合格しています。日比谷高校は層が厚く、落ちこぼれてしまう生徒が少ないため、校内偏差値が40未満であっても早慶大には合格できるということです。高校受験では最難関クラスに位置づけられる早慶附属校ですが、大学受験では国公立大学の滑り止め校的な位置づけが強くなります。実際、日比谷高校生徒の早慶大受験は、ほぼ全てが併願受験で、ほぼ全員が国公立大学が第一志望です。

 

 ◆日比谷高校対策問題集                               

難関校向けの問題集で応用力をつけましょう。おすすめの問題集を紹介します。

 

■学校
都立日比谷高校   都立西高校 都立国立高校  開成高校  東京学芸大附属高校 
筑波大附属駒場高校   早稲田高等学院 慶應義塾高校  慶應義塾女子高校  早稲田実業学校 

■受験
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■受験
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